柵原鉱山見学 その6

硫化銅ならぬ硫化鉄の結晶が氷柱になっています。
硫化鉄の結晶は素晴らしく綺麗な緑です。

雨の中、かつて鉱車が行き来していた軌跡はもう気配もありません。

片上鉄道の駅舎は多くがこの可愛らしい三角屋根の建物です。
従業員を乗せて、選鉱場前までやってくる列車。
今は鉱山資料館前の路線だけを往復しています。

この電灯がほんのりと灯ってホームを照らし出していた頃。
24時間働き続けている鉱山の音が響く中
帰途につく人の待つホームに警笛を鳴らしながら
列車が向かっていた頃。
その光景が途絶えて12年になるのです。

選鉱場の鉱石搬出口の端、20番ゲート。
この向こうは現在も稼動中の企業の仕事場です。

高みまで続くベルとコンベアももう錆びていくのを待っているだけでした。