富栖の里 その2

始まる時間より早く現地に入りましたが
既に職員の方がぱたぱた準備に忙しそうにされていました。
広い駐車場に建物は更衣棟と食事のできるメインの棟にお風呂の棟。
奥にある坑道がラドン浴ができるところになります。

映画の幟もはためいています。

凄く居心地よさそうな観光施設。
廃鉱山を利用した施設というには立派すぎるような…。

とりあえず敷地内をうろつきます。
こちらが坑道入り口です。

頑丈な扉できちんと封鎖されていますね。
富栖鉱山の坑口に向かうと20年以上前に
自分が撮った写真に在った物が残っていて吃驚しました。
朽ちていると思ったけど朽ちていなかったことが不思議。
厳冬期、ものすごく山奥ではないけど少し山奥。
ラドン浴の為にたくさん人が来るとは聞いていたのですが
平日だしそんなにお越しになる方はいないのではと
失礼なことを想像していたのですが…
次から次へと人が来る
皆さん、慣れた様子でどんどん坑道に入っていかれる
吃驚してみていました。

待ち合わせの時間より少し早く、富栖の里の会長の亀井様が
寒いから中へどうぞとお招きくださいましたので図々しくお邪魔しました。
ポッカポカのペレットストーブが素敵。

そして火鉢テーブルがまた素敵。
富栖の里誕生から現在までの軌跡が映画になった「ラドンの奇跡」は
会長の亀井様がモデルです。
トレーラーをyoutubeで見て、主題歌が、物悲しいメロディーなので
ついつい、悲しい要素が多い映画なんじゃないかと思ったりしていましたが
亀井様のにこやかなお姿とお話で、ホントにたくさん苦労されたはずなのに
それを感じさせないのが凄いなと色々おしゃべりさせて頂いていました。

次にお越しになったのが富栖の里の理事長の亀井様でした。
亀井理事長が持参された資料でいきなり書痴の血が沸騰!!
どれだけ調べたんですか!!!というくらい
富栖鉱山の写真や資料がわさわさ出てきたのです。
富栖鉱山は金鉱山です。
産出されるのが金ですから他の非鉄金属鉱山と扱いが違っています。
佐渡や鯛生、菱刈など有名どころの金鉱山に比べれば規模は小さいです。
しかし、富栖鉱山は最盛期に自社で製錬所も持っていたという事で
これまた驚きました。

壁に展示されていた坑道縦断面図です。

ラドン浴坑道で整備されたところは
主要坑道とは反対の山にあるようです。
尾根の向こう側に別荘地が開発されているのですが
そちらには製錬所の気配が感じられる物がすこーし
残っているということで雪が消えて夏草が茂る前
一番探索しやすい頃にまた来なくてはとわくわくしていました。
亀井理事長と資料を見てわいわいしている所に
JUGEMCOMPANYの方が到着されました。
「ラドンの奇跡」の監督を務められた
JUGEMCOMPANY代表の徳様とマネージャーの松田様が加わって
資料写真などから更にワイワイ稼働時の富栖鉱山について
お話がさらに盛り上がります。
今回はまず映画を沢山の方に見てもらいたいわけですが
亀井理事長は、富栖鉱山の歴史ももっと世に紹介したいと考えておられ
どんな方法で多くの人に広められるかという事をテーマに意見交換です。
兵庫の事で産業遺産が関わっていて観光を絡めてツアー形式もありかなと
考えていくと、一番に頭に浮かぶのはNPO法人 J heritage です。
J heritage の前畑様に相談しましょう♪と言うと
JUGEMCOMPANYの方も前畑様をご存知で現場で
世間狭いなー
いや、その業界ならそうなるよなー
と、首がもげるくらい頷いて納得。

ひとしきり鉱山の話で盛り上がった後
実際のラドン坑道に入らせて頂くことになりました。
ちゃんとラドン浴用の作務衣に着替えて坑道へ。

わくわく わくわく

利用者の方がたくさんおられたので
人のいないところだけ写真に撮らせて頂きました。

気温はそうでもないですが湿度が高いのです。

掘削用ビットの孔やビットが残っているところもありました。

利用者使用区域外ではこんな取り組みも。
お酒が寝かせてあります。
ウドを栽培していた廃鉱山もありましたね。
今後、塩を保管してみるという事も考えておられるとか。
ナトリウムは低線量放射線で影響しっかり受けそうなイメージ。
旨味が増したりしたらすごく嬉しい♪
兵庫県と言えば赤穂の天塩が有名です

湿度はかなり高いですし温度もそこそこありますが
サウナのような暑さではないです。
ほんのり汗をかくかなというくらい。個人差はあると思いますが

壁にふわふわの白い物がたくさんありました。

こういう鉱物らしい。

ふわふわが可愛くて何枚も写真撮りつつ
横になってラドン浴。
しっかり空気を吸う。
持病に効いたら嬉しいなぁ…。

この時は短時間の体験でしたが
改めてゆっくりラドン浴しに来たいと思いました。
ここで寝転んで息するだけでよいので。