高瀬鉱山見学 その2

道はあるのに茂った草木が足元を隠しています。
藪を漕いで行くと視界が少しだけ開きました。


視界が開けた場所。そこがいきなり選鉱所の前でした。
藪のせいで車4台停められるくらいのスペースしかない小さな広場でした。

到着してほっとした私をブヨと薮蚊が襲います。
すかさず携帯蚊取りのスイッチを入れます。


しかし昭和50年代に閉山でそんなに古いものでないのに
崩れっぷりが強烈です。第一印象は「危ないっ」です。
雨宿りするのもためらわれるような雰囲気です。


部屋ごと崩れて落ちてきています。
この向こうにズリ山がありました。進もうとした私の目の前の藪に...!

スズメバチっ!!  と、びびって凍りつきましたが良く見るとアブでした。
びびらせてくれたお礼に朽木を投げつけて退治。道を確保します。


ちゃんとまっすぐ立っているんですがズリ山の斜面のラインで
こっちが傾いているみたいに錯覚します。


相当な高さのズリ山です。しかもクロム鉱山にふさわしい黒々とした
比重の重い砂利です。ブロックサイズはあまり露出していません。
さぁ!灰クロム柘榴石探し開始です。