住友大阪セメント・多賀鉱山見学 その3
とぼとぼ歩いて川縁から戻ってくると丁度鉱石を積み込むトラックの
コンボイがぞくぞくと鉱山内に入っていくところでした。
邪魔にならないように、白く粉まみれになった草むらに逃げ込みます。
突然ダンプが私の横に止まりました。
(あ、危ないから出て行きなさいって怒られる..)
ダンプの窓からおじさんが私のほうを見ています。
「河に下りにきたん?」
「違います。鉱山見に来たんです。ごめんなさい。通り道の邪魔して。」
「鉱山??? 入ったらええやんか」
「え、でも入るなって看板が..」
「危ない所まで行かへんかったらええねん」
「え....ありがとうございます。」
ダンプカーのコンボイが行き過ぎた後、難民の子供のように
タタタタタタタタと走って鉱山に侵入します。

待って待ってぇぇぇ...。
でもホントに入っていいのかな?
多分ダンプのおじさんは深く考えずに優しさで仰ってくれたのでしょうけど
ここで私が怪我でもしたらその御好意を無にする事になりますから
走りながらも足元に気をつけて進みます。

貯鉱サイロの横に一台、待機しています。

ショベルカーに荷台を一杯にしてもらったダンプカーが戻ってきました。
入れ替わりに待機していた車両が進みます。構内一方通行ですね。

この貯鉱サイロはやっぱりもう使われていないみたいです。
出入りするのはダンプカーばかり。
コンベアは動く気配もありません。

荷台を一杯にしたダンプカーはこの橋のような場所でなにやらチェック中です。
よくよく見ると巨大な重量計でした。
過積載防止の為にここで計量してから出発するわけですね。
もっと近くに寄りたかったのですがお仕事の邪魔は出来ないので我慢です。

空を走るコンベアの線。
原石山から貯鉱場、加工工場まで繋いでいたコンベアのお仕事は
すっかりダンプカーにとって代わられてしまったのでしょうか。