大江山ニッケル鉱山見学 その2 

まだ早い時間だったので地元の人の姿もありません。
道の駅にも誰も居ません。

資料は何もないままとりあえず遺構に近づきます。


看板が立っていたので遺構の説明かとわくわく近づきましたら

大江山運動公園駐車場

道の駅に隣接して整備が進んでいる運動公園。
広大な更地は舗装されていませんがパーキング扱いになっていました。
残念というか悲しいというか.....。


コンクリートの煙突三本だけが残っていて基礎部分は山肌と一緒に傾いたり崩れたりしています。
水溜りも出来ていてロープがはってあり、立ち入り禁止風味。

とりあえず煙突に近づきたいので奥から斜面に回りこみます。


一番南側の煙突にお近づきに。


日東コンクリート株式会社製。
こんな住所、今はないですね。名前が変わっちゃってます。

このセメント会社を調べると現在は太平洋プレコン工業株式会社の子会社になっていて
昭和31年から35年までの非常に短い期間だけ使われていた社名らしいです。


つまりこの煙突が作られたのは昭和31年から35年までの間ということになります。
どおりでそんなに痛んでいないわけです。
鉄物は傷んでいますが。


少し高い所にある社名プレート。
もう少しはっきり撮れたらよかったのですが。