犬島 晩秋の朝 その5


この発電所はどういう風に活用されるのでしょう。
美術館ホテルのガーデンにでもするのでしょうか。
それとも潰してしまうのでしょうか。


漆喰がはげている個所も少なく、所々に顔を出す煉瓦は
まがい物では絶対に見られない重厚さがあります。


ここに遺構と一体化した美術館が出来る。
その話を耳にして10ヶ月。
まだ建設の槌音は聞こえていません。


夏に新劇が開催されて一気に知名度が上がった犬島。
多分、発電所でも暴れる輩が出たのでしょう。
今までは置きっぱなしになっていた脚立も片付けられて
二階に上がれなくなっていました。


この夏にはじめてこの島を知った人も多いと思います。
近代産業遺構に興味のない人はこの遺構を見てどんな風に
感じたのでしょう。