川の向こうに 15


建物の一番奥にはしっかりと閉ざされた扉。

水圧鉄管の橋からこの発電所に渡ってくる時はここが正面入り口だった事でしょう。


鉄格子の窓の発電所。
差し込む光は初秋の光。


山側の窓には夏草の緑。


床一面の塵埃。


机 電話室 黒板 水車 計器

それを動かし、見つめていた人はもういません。
鉱山から遠く離れたこの発電所。
寝泊りをしながら働いていた人の気配も希薄です。
 

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