旧脇ヶ畑村 杉 その6

冬になったらこの辺りはどのくらい雪が積もるのでしょう。
春先に訪れた事は在りますが冬季通行止め区間で
道は非常に狭いです。

お住まいの人がいた頃、この家には晩秋にちらつき始める雪を見て
冬ごもりの支度を進めていたと思われます。

 

軒から飛び出す竹は地面に届いているものも在りました。
支えを失って藁も滑り落ちています。

落ちた戸口に絡まる枝が、一瞬、水鏡に映っているように見えて
ドキッとさせられた場所です。

内側から滑り落ちた屋根を見上げました。
魚を獲る仕掛けのように見えました。

家をくるりと回る形で丈の低い草が道を示してくれていました。
庭先には石臼や庭石が少し残っていましたが大半は埋もれていました。