SHI-O-N 6

山の上から谷底の集落へと向かう途中に無人の集落があります。


この地区の役場で入手した白地図に家屋が数件残っている事が
記載されていました。

「ここは鉱山関係の集落ですか?」
「いえ、違います。現在は無人です。」
「それはどうしてですか。」
「若い方が居なくなってしまった為です。」

過疎で住む人が居なくなった集落でした。


集落の入り口には公共施設らしき建物が残っています。
公民館か何かだったのではと思いました。
きちんと施錠され、外観は本当に綺麗です。


この集落に入る前に林道開通記念の碑が立っていました。
その林道が出来て喜んでいたであろう人はもうこの地に居ません。


花が咲き誇る木々が庭にあるこの家は住人が居ないというのが
信じられないほどです。確かに古くはありますが、今あの扉を開けて
人が出てきても何の不思議もありません。