清流の発電所跡 その5

それにしても
小さな発電所の遺構を予想していたのに
かなり大きいのには素直に吃驚しました。
凄く立派な発電所跡です。

明治時代から大正時代にかけ水に恵まれたこの土地には
電力会社が乱立しました。
今の感覚で考えるとこんなに水利権が細かく分かれていてよいのか?
と思いたくなるほど数々の水力発電の会社が立ち上げられました。
この発電所跡は明治42年に設立された電力会社が
明治44年頃に建てたものだという事です。
フランドル積み煉瓦は明治期には多いけどそれ以後は
堅牢なイギリス積みに代わっていって徐々に減っていったという事から
考えても、明治末期から大正にかけて作られた遺構であることは間違いないようです。

風倒木被害にもめげずしっかり建っています。

冬に来たら、いやせめて晩秋に来たらもっと趣が変わることでしょう。
とにかく今は虫との闘いで精一杯。
豪雪地帯なので冬になればそれはそれで大変とは思いますが.....
虫柱よりマシです!

そして要石も美しい窓と違って
ドアがあった入り口はこんな風に
煉瓦の縁取りがオシャレでした。