向之倉 訪問記  その7

崩れ方には柱の位置が大きく関わっています。
倉の場合は...壁..が大きく関わっているようですね。

集落を半周してお寺に戻ってきました。

本堂の軒にぶら下がっているスズメバチの巣が気になります。
振動を与えないように近づきます。

春の香り。湿っぽく暖かな芽吹いたばかりの草の臭い。
お寺の横の石垣で満開のツツジ。

朽ちて倒壊を待つばかりの風ばかりが吹きすぎる本堂の中。
でも今はここを通り抜けるのも春風です。

こんな細い桟を持つ障子なんて今時見られません。
それを使う家屋もそれを作る技術者も
減っていってしまったのです。

綺麗な門のあるお宅へと向かいます。
雪で危なかった道も今はシャガの花の道になっていました。