向之倉 訪問記  その6

集落の中の小道は入り組んでいる場所も在りますが
狭い範囲なので迷う事は在りません。

煉瓦積みの建物の名残も在ります。
茂った潅木で崩壊はゆっくり進んでいます。

周囲の山は杉林です。
炭の元になっていた広葉樹を伐採して、林業に適したすぐ育つ杉を
植えたというのはあちこちの過疎集落と同じようです。

その杉の間にシャガが群生しています。

壁だけをみればまだまだ綺麗な倉もあります。
でも屋根がぽろりと落ちています。

アケビの葉の彩りがとても綺麗なコントラストを作っていました。
この集落にはこの白壁の倉と褐色の壁土を使った倉の二種類が在ります。
近くの杉、保月といった旧脇ヶ畑村地内では褐色の壁の倉がありました。

どちらがこの土地のスタンダードかというのは
丁度間取りの分水嶺である事もあり不明な所です。