防波堤の中で その7

記憶の洪水を引き起こした船室のコンクリート柱。
明るい光の中で見てもフラッシュバックさせる物は同じでした。

草の間から見上げる空。
自分を隠してしまうコンクリート。
遠くの音。

この船がしていた事は石炭等の物資の運搬です。
石の船に詰まれた石。
現役時代の写真が見てみたいです。
どこかに残っているのでしょうか?

こんなに傾いているわけではありませんがこれは船室から見た船尾部分。

今はこんなに空が見えていますが
現役時代はここに屋根があったので
見えるのはこの窓からの海だけだったであろう船室です。