アドベンチャーランド中竜 その2

最後の日に

閉園の日に

見に行こうと決めていた中竜にやってきました。

 


到着したのは7時前。
雪に変わりはしないかと気にかけていた雨の中
中竜鉱山の選鉱場前までやってきました。

初夏に見たときにはコンクリートから鉄筋が飛び出し瓦礫が残っていました。
すっかり綺麗に整地されてしまった選鉱場は見るものがそれと知らなければ
何かがあったのだという事だけを教えてくれるシルエットになっていました。


九頭竜川沿いのR158から大納川沿いの県道174号線。
最後のバス停留所はアドベンチャーランド中竜の駐車場前です。

閉園の日

営業時間は9時からです。

事務所前の駐車場に車を停め時間まで仮眠をとることにしました。


うとうとしていると車の音が一台、また一台と耳につきます。
従業員の方が出勤してきました。

雨はまだ降り続いています。

車の中から事務所を見ていました。

閉園式の準備があるかと見ていました。

 

事務所の1階ロビーでの朝礼
そして続けて始まるラジオ体操

今まで何度か目にしてきたアドベンチャーランド中竜の朝の始まり

 

最後の日も普段のとおりに始まりました。


売店とバス乗り場に電気がともりお客さんを迎え入れる準備が出来ていきます。


売店に展示してあった中竜鉱山の航空写真。
この選鉱場は昭和38年に作られたものだったそうです。


写真左手から右手に鉱石が流れていきます。
坑内からのコンベアは鉱倉に鉱石を貯め又コンベアで隣の建物に運ばれます。
二次破砕のハイドロコーンクラッシャーは鉱石を数oの大きさにまで砕きます。
更にコンベアで運ばれた先ではロッドミルとボールミルがあり鉱石は1o以下にまで粉砕され
浮遊選鉱機で亜鉛とそれ以外の成分に分離されます。

この選鉱場では純度50%程度まで亜鉛を選鉱していました。

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