五代松鉱山 最後の冬 その9

足元を確かめながらそろそろと戻ります。
腐って落ちたトタンと霜柱と真っ赤な泥水の水溜り。
とにかく危険です。

そして向いの建物を見ると、ぞっとしました。
これでよく、もっているなと感心するほど傾いています。

その傾いている部屋を覗くと倉庫でした。
生産が活発だった当事の道具がありました。
傾いた時に棚から落ちて崩れたのでしょう。
散乱してぐちゃぐちゃです。

さらにその横を見ると別の建物ともう一つの部屋が見えました。

倉庫の隣の部屋です。
雪の降り込んだ机にヘルメットが見えました。