百々貯木場跡 見学 その2


通行止めの西側を見ると矢作川から水と木材が
貯木場に集められるときに通過していたゲートが
ぽっかり口を開けています。


ズームしてみると水量豊富な矢作川の水が見えました。


南の角にやってきて貯木場内を見下ろしていると
場内を散策できる通路がきちんと整備されているのが見えました。
これは行かねば♪


貯木場の北の端方向を南の端から見たところです。


説明板を発見しました。

茂っている草をよけようとした際に
突然ちくちくちくっと腕に痛みを感じまして
気づいたら左手がみるみるうちに腫れあがってしまって吃驚。
とりあえずポケットに装備のステロイド軟膏を塗る。
でも痛い。
虫だったのか植物だったのか原因分からず。


手は痛いけどそれより説明文。
百々貯木場はこんな長方形をしています。


百々貯木場は大正時代から昭和初期にかけて
利用されていたとあります。

その後、舟運は鉄道に移って行きました。

川が路としての働きよりも
水力発電所でエネルギーを生み出すものへ
取水され水道用に飲み水として使われるものへ
社会の変化が起きてきたころです。

大正から昭和にかけて造られたダムで見られる舟筏路。
これも舟運の衰退とともにダムに設けられなくなってきました。

使われなくなった百々貯木場は長い間土砂に埋もれていたと記されています。
市指定文化財になって今でも草刈りが大変そうですし
現役でなくなるとあっという間に植物に覆われてしまう法則。