明延東部鉱区の冬  その2

東部鉱区には明延鉱山の中でも比較的新しい鉱床を
求めて採掘されていた後が残っているようです。

重く湿った根雪を踏みしめて膝下まで雪まみれに
なりながら近づきました


採掘に使われるレッグハンマー等、様々な機械は
圧縮空気を使用します。

必要な圧縮空気を送る為の装置が収められているこの建物は
本山前から進んでくると最初に目にすることが出来る建物です。


壊れたシャッターから中に入ると朝日が丁度周囲の山の雪に
反射して建物の中は明るくなっていました。


坑道で働いていたバケットローダーが入り口で雪に埋もれています。


割れた窓に残ったガラスはうっすらと曇り、少しずつ上がり始めた
気温に結露を作り始めていました。


足元には砕けたガラス。
建物の中には雪の季節の湿って冷たい空気が満ちていました。