養老天命反転地 その3


よく分からんなと思いつつメインの巨大窪地に向かいます。
パンフレットには「楕円形のフィールド」とあります。
かなりの大きさの窪地です。


窪地を取り囲むように大きな壁が作られているので
とりあえず高い所から見ようと壁の上を目指します。


振り返ると市街地が見えています。
やっぱりここ、標高高いんですね。


ここもまた傾斜が強く雨の日は滑ること間違いなしの芸術作品。


壁の上をずーっと進んでいけるのかと思ったらこんな風に道が作られていたので
転落しないように進むことができました。
転落しないのはいいんですがとにかく狭い。
体格の良い人だったら通れないほど狭い。
そして子供だったら壁しか見えない。


壁の上に置かれた張りぼてドーム。
ここは採光できるようにスリット入りです。


かなりあがってきました。外周の壁の半分ぐらい来ています。
この日はお天気が良かったので暑くて汗だく。


誰か大変危険なことをしでかした痕跡が残っております。
ここ、地上から10m以上あるんですけど。
命綱もなしにこのドームに上がろうとかその発想が信じられない。


そして壁の最後に到着したらきっと降り口があるに違いないと信じてここまで来たのに。
見事に期待を裏切るどんづまり。

「やられたーっ」
「やられたーっ」
「ここ、今日みたいに人少なかったらええけど
人多かったらすれ違いできるとこってここくらいしかないほど狭いのに
これはないやろっ」
「芸術家にやられたーっ」

と、すごすご引き返す。


ということで外周の壁でいきなりかまされた感を払拭すべく
フィールド中央を目指して窪地に降りていきます。