宇治ぷらぷら その3


宇治発電所の放水路を見た後
宇治の観光ガイドの方に案内してもらって
宇治市街の世界遺産コースを回る。

しかし寺社より気になる鉄塔カラー。

宇治茶色だな
緑で塗られているな
宇治カラーだな

なんでも宇治市のイメージカラーなのか
ガードレールでも緑ベースの色になっているところもあるらしいです。

山口県のみかん色ガードレールに比べると景観に溶け込んで発見が難しそう。


世界遺産の宇治上神社では湧水が印象的でした。
でもこの手水鉢のうさぎさんが素敵。

後ろ脚が完全にキックオフポジションなので
前足で着地した瞬間の動きのあるポーズ。


宇治上神社から塔の島に向かいます。
鋼製の矢板で仕切られた空間。


掘削工事を進めていたらなんか出てくるのが京都と奈良のお約束。
この場所も例にもれず江戸期の川に張り出して設けられた施設の跡が出てきたとかで
こういうのが出てくるたび工事は止まる。

京都地下鉄はほんとによく造ったなと思うくらい整備に時間がかかりましたが
掘ったら掘っただけいろいろ出てくるせい。

この京の端の宇治でも同じことが。
はやく宇治川の治水に関わるこの工事完了してほしいのになー。


平等院に到着です。
観光の定番コース。


お昼御飯を食べた後
天ケ瀬ダムにやってきました。

天ケ瀬発電所工事に伴う代替放流で
1番3番コンジットゲートから130m3/s放流中


そしてそして現場見学会に参加です。

天ケ瀬ダム再開発で現在トンネル式洪水吐が左岸に作られているのです。


感動的なのは交通量の多い道の横、両側から迫る山
どれだけスペースが無いんだというこの場所に
物凄く効率よく無駄なく工事ができる設備が配置されていること。

新幹線の富山駅工事現場でも感じましたが
狭い範囲でリズミカルに大型重機がロスタイムなく
美しく働いている様は見ていてうっとりする。


再開発工事でトンネルが造られていますが
トンネルを掘るために地下に降りる
地下の掘削土砂を地上に出す
作業の要になるのがこの竪坑。

どれだけでっかいんだと覗き込んでいてわくわく。


今日は見学会なのでなんと地下にも降ろしてもらえるのです。
乗り込むのはこの工事用エレベーター。


思わずプレート写真撮ってしまった。
工事用エレベーター乗るのは初めてかも。