黒部宇奈月2023 その2
海抜表記見つけました。EL1.2m。
清水と平行に流れているというか
清水が作り上げたような川がありました。
背戸川という名前でした。
標高が低いので暴風雨に満潮が重なったりすると
水が流れ下らず逆流して周囲の水田が浸水する被害があったそうです。
その対策として江戸時代に川を堀って整備したということで半分、人工河川ですね。
現在地はここです。
海底地下道が気なる。
と、うろついていると歓喜の叫びが、きゃーっ♪と出るくらい素敵な場所に遭遇。
なにこれ♪なにこれ♪なにこれーーー♪
ものすごい豊富なお水がこんなに滔々と流れっぱなし。
もーーったいなーーい。
これ全部すぐ海に流れていっちゃうのもったいなさすぎぃぃ!!
地元の方が普通に洗い物をしていました。
すごい贅沢ぅぅ!!
これが清水、黒部川の伏流水なんですね。
水不足の土地から見たらうらやましすぎる光景です。
と、海際でこんこんと湧き出る宝物のようなお水を愛でた後
富山地方鉄道・新黒部駅に戻ってきました。
富山からやってきたこの列車で宇奈月温泉を目指します。
富山地方鉄道楽しい。
こういうのは好き。
18切符は苦行だけどこういう地方鉄道は乗りたい。
宇奈月温泉駅に到着です。
この時、ものすごい雨域が真上にやってきまして
ちょっと駅舎から出るのをためらうほどの降りでした。
なので富山で休もう♪
注意喚起のポスターもさすが富山という感じ。
雨域が通り過ぎて小降りになったのを見計らって
本日のお宿、フィール宇奈月に到着です。
荷物を置いて隣のリニューアルされた黒部川電気記念館をのぞきに行くなど。
この地図、頭に叩き込んでおかねば。
ダムと発電所の位置と数と水の流れ方。
夕ごはんは前に宇奈月温泉にやってきたときもこちらでいただきました
河鹿さんに釜飯をお目当てにやってきました。
釜めしでーす♪
おなか膨れた。美味しかった〜。
ホテルに戻ってぱたんとおやすみなさいはしません。
ちゃんと温泉にも入りましたし作業が待っています。
作業というのは本日、三橋様が集めてきたかなり大量の資料の撮影です。
貴重な写真とエピソードがこれでもかと載っている資料ばかりだったので。
三橋様は今夜これをいろいろ見返したかったでしょう
でも私が、見たい見たい撮りたい撮りたい勉強したいと
目をぎらつかせてお願いしたので、笑って貸してくださいました。
ありがとうございます。
黒部市歴史民俗資料館の過去の展覧会のパンフレットとかが
買えるの素晴らしすぎ。
ローカル美術館、博物館でも過去の資料って入手困難なこと多いから
こういうのほんとにありがたいです。
しかし何度見ても愛本堰堤管理所被災の写真はインパクトがある。
地質に詳しい三橋様がとても気にされていたのがこちら。
世界的にも珍しい、下立の大理石です。
“トラバーチンという石灰岩”で大変美しく
国会議事堂の参議院・衆議院両院の玄関や
階段、エレベーターホールや銅像の台座で使われているのだそうです。
富山県の岩石にも選ばれているとか。
と、宿泊しているホテルの玄関ホールに何かあったなと
見に行きましたらこんな素敵な大理石のテーブルが。
色と言い、これが下立大理石ではないかと気になって仕方がないので
翌日、三橋様に見ていただこうと決めました。
素人にはわからんのです。