横江頭首工 見学 その2

いつものように北陸自動車道を夜中に走り
明け方の立山連峰を目にしました。


私の下手な写真ではちっとも伝わりませんが
この風景が視界に現れた時の感動は凄いのです。

あまりの壮大さに鳥肌がたつほどなのです。

今回の富山入りは荒天の中での現地入りで予定の見学ができるか大変心配でした。
この立山の姿を見た時には現地で風速12m以上。

高速を降りてコンビニエンスストアのパーキングに入った時も風圧でドアを開けるのが困難
帽子は吹っ飛ばされそうになり、周囲の木々の葉は白い裏側を見せてぶんぶんなびいているし

無事に目的地に行けるのか不安で不安で。
でも気合だけは入っていたので立山に向かってお祈りです。

今日のダム見学が無事に完遂できますように!!


高速道路を下りて何度も通っている有峰への道を進みます。
途中にはこんな風景が。

麦ですね。
パンになる麦かな。
麦茶になる麦かな。


と、麦畑の美しさにうっとりしながら車を走らせているとこんな看板に遭遇。

横江頭首工の説明板です。

横江頭首工は最近、改修工事で新しくなりました。
この説明板には昔の頭首工と新しくなって頭首工の姿が写真で見られるようになっています。


旧頭首工はこんな姿でした。

頭首工というのは灌漑用水を取水するための施設です。
横江頭首工は灌漑用水の他に発電や水道用水を供給する役目を持っている
利水の為の取水堰堤です。

凄い堰堤なのですが
堤高が14.0mなのでダムと呼べないのです。
うーん。悔しい。


説明板の横には吃驚するほどの水量で水が流れています。

灌漑用水というとほのぼのとゆるーい流れのイメージなのですが
そのイメージが覆るほどの水量と水勢。

なんつーか
洪水の時の都市河川かという位の水勢。
なのに透明度の高い凄く澄んだ美しい水なので
余計に吃驚するわけです。


そして風は相変わらず強いんですが晴れてきた空の下
横江頭首工に向かいます。

県道に出ていた「横江頭首工」の看板で常願寺川の方に曲がるといきなりそこに駅が。
富山地方鉄道立山線の横江駅です。

丁度電車がやってきました。
かわいーい♪

この踏切を渡って川の方に行くと横江頭首工に着きます。


横江駅です。
かわいーい♪
無人駅です。レトロです。


駅から下ってすぐ管理所に到着です。

パーキングありますのでここに車を止めて見学できます。