wDN-kisogawa その3

wDN-Kisogawa当日。

雨です。

今日は一日ずっとしとしと降り続くという予報で
ちょっと残念ではありますがイベントを面白くして
気分の方は晴れやかにしていきたい。


まずは集合場所、JR美濃太田駅前。


駅のすぐ横にあるこちらのシティホテル美濃加茂で今夜開催されます。


前回に引き続き今年も現場見学会が盛り込まれました。
新丸山ダム建設が進む丸山ダム。
工事が始まってしまったので堤体には自由に近づけなくなりました。
ですが本日は丸山ダムの堤体とダムサイトに入ることができる
スペシャルな見学会です。


会場までみんなを運んでくれるバス到着。
みんな乗り込む。


そんなに離れているわけではないので
少し走ればすぐダムサイトです。
車窓の向こうには丸山ダム。


まず向かったのは今回の工事で発掘(?)された
骨材プラントの遺構、骨材選別工場です。


左岸の山でもかなり高い場所に階段状に設けられていて
ここからコンクリートの骨材を大きさ別でふるい分けしていきます。
選鉱場みたいな構造と思ってもらえればと思います。


ここでふるい分けされた骨材がずっと下のプラントで
大きさ別に分けられていたんです。


2004年に撮影したものです。
昔、左岸側に残っていた煙突状のストックヤードの遺構は
骨材選別プラント撒布塔というものでした。


横っぱらに開いたこの部分から大きさによって分けられた骨材が
流れ出て塔の周囲に積もって山をつくっていたのです。

今回の工事に伴って撤去されたのかと思ったら
地震で倒壊の危険があるという事で関西電力様が
平成23年ごろには撤去しておられたとのこと。
すこーし残念だけど仕方ない。


左岸側の意向を見学した後、国土交通省の丸山ダム管理所前に到着。
ここからグループ分け4班でそれぞれ被らないように
見学コースを進みます。


自分は黄色班でしたのでまずは天端の見学から。


天端からゲート巻き上げ機のレベルまで上がらせていただきました。
あいにくの雨ですが紅葉は綺麗。
そして左岸側はほんとに加速度的に工事が進んでいます。


タイトなタイトな下流側。
本当にダムに適した地形だったのだとわかります。

だからこれだけ優秀な地形に手を加えて
新丸山ダムをつくるというのは難しいことだとも思います。
天然地形って結局それが最強ですから。