和佐保発電所 その3


トンネル式洪水吐から少し上流にテーリングダムならではの施設がありました。

石灰投入のポンプです。


施設の横には『神鉱』の標柱が。
ここは神岡鉱業様の管理区域。


堆積場上流端に近い網場の横にはフロートとそれに支えられたパイプが見えています。


ここから石灰水を注入しています。


吾妻川を草津温泉の強酸性排湯から
安全に下流に流すことができるように設けられた
品木ダムと同じ中和施設です。


投入された石灰水が織りなすグラデーション。


きちんと管理されています。
鉱山法で定められた対策が実施されています。


更に上流に移動してきました。
堆積場の上流端。
更に上流はもう急勾配の渓流です。

整地されたばかりの空気漂うこの場所に
新しい発電所が登場しました。