with Dam☆Night Kinokawa+ その3

ほんとにビューポイントに恵まれない
アーチダムが立つことに最適な深い谷で
右岸側からはこれが精一杯。
しかし、佳様はフィッシュアイも真っ青のスマホカメラで
ばしばし撮影してくださっていたので自分がちゃんと撮れなくても安心。
他の人が撮ってくれている安心感で力を抜けるタイプです。

ということで自分が勉強したいところばかり見ていました。
工事報告書を読んでいてもやっぱり減勢と
如何に遠くに放流水を飛ばすかに
英知を結集しておられたので。
当時、世界的にアーチダムではスキージャンプ式洪水吐が主流でした。
上椎葉ダムがスキージャンプ式洪水吐であるように
海外の多くのダムでスキージャンプが採用されていました。
しかし、殿山ダムでは洪水量3000m3/sを吐ける能力の洪水吐が必要でした。
そしてそれはスキージャンプ式ではかなり難しいことがわかっていたのです。
中低水位に設けることで高水圧がかかり大量の水を吐けるオリフィスゲートと
水圧がかからないために目標量を吐くためには
相当大きな設備を設ける必要があるスキージャンプ式洪水吐を比較して
水理模型実験を繰り返して殿山ダムではこの装備を選んだのですから
この設計の素晴らしさとその効果を現地で見たい。

田辺水力センターの方にお聞きしたところ、実際に高水位時に
オリフィスゲートから放流したときは、ほぼ設計した通り
堤体から約50m先まで飛んでいるということでした。
という事で堤体直下でまるで副ダムを形成しているかのような岩の山は
長年の放流で自然に作られたものであるかと思われます。
60年以上かかって形成されているんですからもうこれがここの自然だと思います。

天端の中央付近です。
貯水池側の擁壁の上のクレストゲート巻上機に
下流側のオリフィスゲートの巻上機でとてもぎゅうぎゅうな感じ。

左岸に到着しました。
こちらは取水塔まで管理通路が設けられていますが
右岸と同じく頑丈な水密扉が設置されていました。

取水塔までの通路から見たドロップゲートです。

こちらは真正面から見た堤体になります。
実に美しい。
ほんとに完ぺきに左右対称。

佳様が、殿山ダムがどれだけカッコいいか
その魅力を力いっぱい紹介してくださるのがとても楽しみです。
◆

という事で着々と準備を進めてきましたが
wDN Kinokawa+の当日の朝、居たのは出張で来ていた千葉県の幕張。
47都道府県で唯一ダム見学を達成できていない千葉県。
とりあえず千葉県のダムで最初に見るところは決めてますので
また次の機会に。

出張で頑張った同僚にスイーツをおごるべくやってきたのは
ホテルニューオータニ幕張のSATSUKI様。
同僚がどうしてもリコッタチーズのパンケーキを食べたいというから
来たのに、土壇場で注文したのはこちらのスーパーモンブラン。
ケーキにスーパーとか名前つけるんだwww
と、笑っちゃったのですが、ホントにスーパーだった…。

パンケーキは秋限定のマロンパンケーキでした。
何をかけてもおいしいんですがメープルシロップは使わず
豆乳カスタードクリームが最高に美味しくて幸せになりました。
しかし、このあと新幹線で大急ぎで新大阪経由、梅田に向かわねばっ。
海浜幕張駅から東京駅に向かいます。