内日第2ダム 見学 その3


天端のフェンスに取水塔の説明板がありました。


取水塔と説明板。
しかし
読んでいて気になったのは
堤体は登録有形文化財じゃないんだということ。

内日第2ダムで登録有形文化財指定を受けているのは
取水塔と溢水隧道のポータルなんだそうです。


堤体は高さ23.6mあります。
下流面の芝張りの間に犬走りの段も見えています。


しっかりお役目果たしていますパラペット。


左岸にやってきました。
対岸に取水塔とその向こうに洪水吐越流部です。


しかしこの上流面の勾配と天端のパラペットまでの接続の曲線。
びっくりするほど美しいです。
右岸側は石張りの護岸が見えています
そのせいで
もしかしたら
補修されていて下に石張りあるのかも…と
妄想が膨らみますね。


下流面の勾配はこんな感じで上流面より急勾配になります。
貯水池側は3割、下流側は2割の勾配。
図面で確認できたらいうことなしですがちょっと難しいかな。


とりあえず堤体の下に見えていた設備が気になって仕方がないので
堤体につけられていた石段を下りてきました。


堤体の一番下までやってきました。
そこに半分地面に埋まったような形に見える屋根部分。


下に回ると鉄門扉。
しっかり塞がれています。
これは取水塔からの水を持ってくる底樋で間違いないかと。


フラッシュ焚いて撮影した羅中はこんな感じでした。
送水管が通っていますね。