内日第2ダム 見学 その2


天端の方へとてくてく道を歩いて行くと
突然道路の横に洪水吐水路が登場しました。
反対側は山だったのでどうもトンネルでここまで来ている様子。


水路の下の方には石張りの水路のような構造物が。
後で近づけそうなら行ってみよう♪


と、足を進めると天端に到着しました。


内日第2ダムに到着です。
綺麗に芝が貼られてお手入ればっちり。


天端に車は入ることができませんが
このくらいのスペースはあるのでここまで車で来ることは可能なようです。


そして風景印にも採用されていた取水塔が見えました。


鉄柵とフェンスでしっかりガードされています。
水道水源ですから。

ここで痛恨のミス。
この取水塔のすぐ上流に洪水吐越流部があったんですが
堤体の勾配とwave wallの確認にばかり気を取られて
撮影を忘れてしまったのです。
階段状になった長い越流部があるのですが。
そこから先ほどの水路まで溢水隧道でつながっているようで
Google Mapのstreetviewでも見ることができますのでご覧になってください。

洪水吐の工事中写真がこの日、見学させていただいた
日和山浄水場の資料室内にありましたので
当日の現場写真の替わりで載せておきます。


人がたくさん腰かけているところが越流部の段で
左側が貯水池になります。
右側のプールのようになっているところから奥にある
溢水隧道(洪水吐トンネル)に水が流れ出し
先ほどの水路に出ていく仕組みです。


そして取水塔より自分が気になって仕方がなかったのはこっち。
貯水池側の堤体の勾配と波浪による越流防止壁、wave wallの有無です。

しかし目に入ったのはさらにwave wallから進化したもの。
コンクリート製のパラペットでした。
これは素敵。


内日第2ダムは昭和4年にできたダムです。
ここができる前に作られていたのが内日第1ダムで明治39年です。

進化してこの形になったのか
わくわくが止まらない。


天端に入ります。
広々した天端。
貯水池側にはずーっとパラペットが並んでいます。
その上にフェンスが設けられていました。