内日第2ダム 見学 その4
底樋の通るトンネル部分の左右は石張りできっちり固められていました。
このデザインはあちこちの土堰堤でもよく見られます。
堤体直下から右岸側を見たところです。
洪水吐水路は見えませんが上の方をトンネルで通っているはず。
黄色い柵がずっと続いているのでその方向に歩いて行くと
かわいい橋がかかっていました。
コンクリートのすごくかわいらしい橋の向こうには鉄製の太鼓橋。
いつ作られたものかはわかりませんがとにかくかわいい。
二つの橋があるということは二本、水路なり川なりがあるということ。
近づいてみるとちょうど合流点でした。
この鉄製の太鼓橋は洪水吐水路の上に架かっているのです。
橋の上からはこんな感じで洪水吐水路が見えます。
コンクリートのかわいい橋が架かっている方の水路は
底樋のある場所から繋がっていました。
地図に書き足してみました。
構造はこんな感じです。
内日第1ダムへの水路には水位計の遺構もありました。
直下から水路と呼ぶべきか川と呼ぶべきか
3本くらい細い水路に分岐していたので迷いますが
メインの水路の横に桜並木が続いていました。
桜並木に沿って歩いて行くとスタート地点に戻りました。
ということで第1ダムと第2ダム
両方見ないと色々謎が多そうなので
続いて下流側に位置する内日第1ダムに向かったのでした。