宇奈月ダム 見学 その4


天端に少し入ったところから下流を見るとこんな感じ。
右岸の堤体直下には関西電力の宇奈月発電所です。
宇奈月発電所には見学コーナーが常設されているらしいです。
やっぱり大人気の黒部峡谷ですからこういうサービスは充実していますね。


じーっと見ていて気になったのが左岸のこの小屋。
しかも屋根つきの歩道がある。


歩道はずーっと伸びていて・・・


どうも温泉街に繋がっているようです。
管理道路なのか散策路なのか気になる。


天端には詳しい説明板も設置してあります。

黒部川は1年を通して豊富な水が供給されるため水力発電の好適地として開発されてきました。
しかし、上流にいくつも大規模な崩壊地があるためにダムにたまる砂は膨大で
普通のダムの5倍もの速さで堆砂が進むという事がわかっていました。

そして黒部川は氾濫を良く起こす川でもありました。
その為に宇奈月ダムは排砂機能と洪水調節機能を有するダムとして独特の形をしています。


堤体を上流から見たところです。
凄く色々なゲートが並んでいます。
左に排砂設備 5×6m 2門
真ん中の上には常用洪水吐 5×8.22m 2門とクレスト越流部15×3m 2門
真ん中の下には利水放流管 φ1m 1条
右には水位低下用放流設備 5×4.7m 1門と 発電用取水口があります。


標準断面図・・・
標準・・

ってこれ
ホントにこんな凄い場所に良く造ったなぁぁぁぁっ!!

信じられないくらい下流に勾配がきつい。
こけるよっ
ダムがこけるよっ
ダムに一番難しい下流下がりの場所じゃないかっ。

まぁ、端から端までこういう下流下がりでは無いでしょうし
素人が心配する事じゃないんですけどね。

しかし凄い技術の塊だというのが伝わってくる。

堤高は97m
堤頂長は190m
V字渓谷にあるんだなと言うのが伝わってくるコンパクトな堤体。