鶴田ダム 見学 その4


鶴田ダムは右岸側がぐぐっと曲がった構造です。
監査廊もこのように曲がっております。


進んでいくと謎のパイプ。
これはプラムラインのピアノ線が通っているパイプですね。


監査廊ら設置してある案内図。
上流から見たところです。
ほうほう、と見ていると吃驚するもの発見。


謎の監査師。

すいません。
大ウケしました。
監査廊って書きたかったんですよね。
書き間違いシリーズ。
それを言ったら三瀬谷ダムの『動力式コンクリートダム』の記述の方が面白いです。


そして到着。
コンジットゲート室です。


ゲート室の扉は、たとえ監査廊の中に濃霧が発生したとしても
絶対に見えるだろうという位、気合が入った山吹色です。
いや、監査廊に濃霧発生はないと思いますけど。


中に入ってすぐ目に飛び込んできたこの図に飛びあがって喜びました。

このタイプのラジアルゲート、ずっと見たかったんです。
菅沢ダムの管理所の説明図で見たこのタイプ。
菅沢ダムでは取り替えられてしまったのです。


菅沢ダムの旧コンジットゲート。
扉体と直接つながっているのはコネクティングロッド。
そのロッドの端がシリンダーに繋がっていて
シリンダーが前後することでゲートを開閉するタイプです。
最近のラジアルゲートではこのタイプはほとんど見ません。


こちらが新コンジットゲート。
扉体の裏に直接シリンダーがついているのが最近の主流。

扉体上部にロッドがあり、そのロッドを動かすシリンダーがこの角度で寝ている
型式はずっと実物を見てみたいと思っていた物でした。