鶴田ダム 見学 その5

ゲート室の中にもう一つ扉がありました。
なんとここには鉄扉に閂が掛けられていました。
何が入ってくるというのか。
ここからクマでも入ってくるわけでもあるまいに。
不思議になってお聞きしました
帰ってきた答えは予想だにしない吃驚するような物でした。
平成18年7月豪雨時にはクレストゲートからの但し書きに入る前に
コンジットゲートから放流しています。
その量がMaxにならんとした時、監査廊の中にはすさまじい気流が生じていました。
それはゲートから出る水が監査廊の中の空気を引っ張って持って行ってしまうという
信じられない現象だったのです。
そのため、監査廊の扉は外から開けようにも
外開きになっているところは全部、内側から引っ張られて
開閉できないほどの負圧がかかり場所によっては扉が破損
ゲート室にあった窓ガラスはなんと負圧で吹き飛んでいたというのです。

これが元々はガラス窓だったところ。
ガラスが全部吹き飛んだという空気の力に鳥肌が立ちました。
こんなこと
絶対に机の前にしかいない人には分からないことだよ
現場の人しか絶対に分からないことだよ
こんな事があるんだっ!!
監査廊の中の空気を全部持っていかれるんだ
普通の中小洪水時の放流であればこういう事は起きないと思います。
Max放流でしか起きない何かがあったのだと思います。

吃驚した後に開けられたゲート室の中の扉からちらっとのぞいた瞬間
どきっとして一度身を引いてしまいました。
ななななな
なんか
なんかすげーかっこいい物があった
おおお
落ちつけ自分
深呼吸してからもう一回そーっと覗きます。

かっこええーっ!!
ゲートに繋がっているロッドを動かすシリンダーケースです。

このコンジットゲートは日立造船の作品でした。
しーかーもー
あの名門、櫻島工場で造られたものでした。
ひたーち!!
さくらじまーーー♪
現場で連呼。
管理所の方も唖然。
さあ、そろそろおバカ全開モードになってきました。

横を通って奥まで行かせていただきました。
無骨な鉄物。
しかも日常的に身の回りにあるものではなくて
パッと見て正体が分からないデザイン。
こういうのに弱い。

あ、主役もね。
主役もちゃんと撮りました。
忘れてません。
下にあるのが1号コンジットゲートです。
真ん中に写っているのがシリンダーと扉体をつなぐロッドです。