殿山ダム 公式見学 その3


管理所レベルから見る天端です。

「あのクレストゲートの越流部の横の柱に付いている白い鉄物はなんなのですか?」
「どれですか?」
「上流側にぴょこっと出ている奴です」
「あ、あれは角落としを入れるときのワイヤー吊り金具ですよ」
「おぉ。そうだったのですが。あそこに角落としを入れて固定する訳ですね」


そしてクレストのドロップゲートです。

「今はゲートが上がっているので全閉になります」
「上がっているので全閉?」
「2月にクレスト越流をご覧になった時はあれが全開で下がっていたんですよ」
「・・・・。あ・・そうかなるほど。ドロップゲートは常時上げが定位置で放流時に下がるんですね」
「そうです」


全閉状態のクレスト・ドロップゲートです。
変わった形ですね。


はしゃぎすぎて転落しないように気をつけつつ天端レベルに降りてきました。
下から見るインクラインはこんな感じです。
特別な場所に来ているわくわくが止まらない素敵な光景。


インクラインのある場所から管理橋を渡って天端に入ります。
1957年物のコンクリート。
実にいい感じに苔むしています。


管理橋の親柱に殿山ダムの文字が有りました。


昭和32年3月竣工です♪