殿山ダム 公式見学 その2


インクラインからみる右岸の地山には慰霊碑からずっと続いている巡視路です。

「あれ桜ですね」
「はい。もう散ってしまったんですが綺麗でしたよ」
「ううう。桜のころの殿山ダムってホントに綺麗でカッコいいって
お聞きしていたので管理所の方に写真撮っておいてほしいです〜」

「(笑)」
「だってそのダムの一番素敵な写真を撮れるのは絶対管理所の方ですよね」
「確かにそうですが(笑)」


かたんかたんとインクラインは降りて行き管理所と同じレベルで停止しました。


その高さから見あげたところ。
県道からうんと離れた感じが伝わってきます。
孤立感が凄いです。

「関電のダム管理所って普段はおひとりで詰めておられるのですよね」
「はい。そうです」
「で、放流などで人手を要するときには応援で何人かお越しになるわけですね」
「そうなっています」
「普段はおひとりで寂しいですね〜」
「静かではありますね」


ここがインクライン管理所レベルです。
天端に資材を運んだりインクライン自体は天端レベルまで下ることができます。
この眺望抜群の荷台に乗っけて頂きました。


そしてここから徒歩で堤体へ。

実は以前、見学を相談させて頂いた時には
「インクラインの下で管理所の前から堤体を見るだけしかできませんがよいですか?」
という事だったので、今日も、ここまでしか見られないと思いこんでいたのですが
なんとなんと天端におろして頂けるとの事でもう感激です!!