十勝ダム 見学 その3


どんどん左岸にやってきて堤体直下の水路を見降ろします。


なんか凄いシルの数。
これって減勢工っぽいけどなんなんだろう。


色々謎が深まってきたので管理所でダムカードや
パンフレットを見れば謎が解けるだろうと突撃。


構造を理解するのにやはり図面は最強。
図面大好き。
壁に図面見つけて駆け寄る。


「放流塔っ!!」
「放流工っ!!」

あ、あれは常用洪水吐の呑口だったのかっ!!

うっわー
すごい
この配置面白い


ロックフィルダムの洪水吐は
左右どちらかの岸に寄せて地山の上に乗っかる形で造られることが多く
常用洪水吐も非常用洪水吐も同じ水路を使うことが多いので
完全に切り離して造られたこの構造が面白いっ。


模型ありましたー。
大喜びでケースに張り付く。

右岸から十勝発電所の放水路
堤体の右岸端に非常用洪水吐水路
そして左岸側からの常用洪水吐水路

管理所廊下には昨年、30周年を迎えた際に準備された
全国のダムカードパネルや
イベント写真などがあって見ているだけでも楽しい。

◆ ◆


管理所でダム構造を勉強してから移動してきました。
堤体直下にある十勝ダムキャンプ場・運動公園。


非常用洪水吐水路の上に架かる橋があるので
クレストゲート真向も楽チン撮影できる。