利賀(豆谷)ダム 見学 その4


擁壁の裏から橋を見たところです。
ごっつい扉がこのように控えていて
降雨量に応じて閉められる運用になっているようです。


傍にあった操作盤には「下流導流壁扉機側操作盤」の文字が。

ダム管理所ゲート操作できるようになっているけど
何かトラブルがあった時は現場で操作も可能というやつですね。
機側操作盤という呼び方がかっこよくて好き。


山側の道の方まで登ってみます。
勾配はかなりきついです。
山側の道にかかる橋にも鋼製の扉がありました


この擁壁は目的が土石流からダム管理所を守るためで
土石流の流れをコントロールできるようにということからなのか
“導流壁”と呼ばれるようです。

こういうものも導流壁なんですね。
トレーニングウォールなんですね。
吃驚しました。


奥を見上げるとすごく深くて長い谷なんだということがわかりました。
山側の道のさらに上にもまだ道路があります。
その上に砂防堰堤が続き、さらに上には多分付け替え道路と思しき橋が。


一番上の道の横にはトンネルがありました。
利賀ダム工事事務所により封鎖されています。
立ち入り禁止です。


トンネルのポータルには「道隧谷豆 月二十年四十二和昭」の文字。
富山県知事の名前もありました。
長く使われていたトンネルのようです。