寺ヶ池 見学 その2


天端からダム湖を見るとこんな感じです。
水位はとっても下がっていました。


そしてこれもある意味吃驚なんですが、天端のすぐ下流には住宅街。
最近マンションも建ったらしくてほんとに堤体の際まで住宅街。

勿論堤体の一番下の高さで住宅街が広がっているわけではなく
堤体の高さより少し低いくらいまで地面が上がっていて護岸工事もきっちりされています。


堤体下流側は緑に覆われています。
階段なんかもついていますが先に在るのは水路だけ。


堤体の下に沿うように水路が走っています。


ずっと追っていくと暗渠になっています。
水路の周辺を囲うのが周囲の住宅街の地面の護岸です。


天端を右岸から左岸に渡ってきました。
なんだか謂れのありそうな立派な石碑がたくさん並んでいます。


寺ヶ池は河内長野市ではとても重要な灌漑水源。
いまは滝畑ダムがありますから重要度は下がっていますが。

大阪府は面積が47都道府県で一番狭い事もあって
ダムが少ないですがそんな中、重力式ダムで府下一番の貯水量を誇るのが
やはり河内長野市にある滝畑ダム。曲線重力式できれいなダムです。

大阪狭山市にある日本最古のダムとして有名な狭山池ダム。
この水源を遡ればやはり河内長野市の天野川なのです。

河内長野市は市街地が北に偏っていて南の方は山なのです。
和歌山県との県境は標高800m級の山が連なっています。

河内長野市は南大阪の大切な水源地を抱えている市なのです。