天王谷取水堰堤 見学 その2


DamMapsで烏原立ヶ畑ダム周辺を見るとこのようになります。
上流には兵庫県の石井ダムがあります。


不思議なのは地理院地図で烏原貯水池に繋がっているこの水色破線。
変だな…。
天王谷川の取水堰堤はここじゃないと思うんだけどな。


阪神・阪急の高速神戸駅からてくてくR428を山の方へ上っていくと
天王谷に入ります。


天王谷には砂防堰堤がいくつも設置されています。
祇園神社の前でR428と川を挟んで反対側、左岸側の道路に進みます。


てくてく登り坂を進んでいくと
上流の天王ダム放流の注意喚起お知らせがあったりします。
でも天王ダムはゲートレスですからサイレン吹鳴というわけではない。
国内初・天端側水路のダムですし。


さらにてくてく進んで周囲から人家が消えたなーという頃に
対岸の川岸に水関係の施設っぽいものが見えてきたりします。


谷の間に山麓バイパスの天王谷ICの高架が見えてきました。


灌木が茂る川の中に忽然と現れるのがこの石積堰堤。
これが天王谷取水堰堤です。

うーん。
地理院地図の破線と場所が違うんだけどなぁ。
地理院地図では天王谷ICの北になってるけど
ここは南だし。


堰堤の下部に古い仕切弁が見えました。


ハンドルは外されています。


かなり古いもののようです。
製造元のマークなどはズームしても見つけられませんでした。


がっちりと弁体が閉まっています。
石張の水路にも水が流れていないところを見ると
完全閉塞状態かなと思われます。