辰巳ダム 見学 その2

周辺観光地図を見てみます。
金沢で一番重要な河川である犀川に辰巳ダムは造られました。
地図では辰巳用水・東岩取入口と金沢城・兼六園がわざわざ示されています。
この辰巳用水が辰巳ダムを造る際にとても重要な要素になっていました。

辰巳用水の説明文です。
加賀百万石を支えた用水でもあります。
日本四代用水というのは知りませんでしたが
歴史ある用水なのです。
ダムを造ることで辰巳用水に影響が出たら困るのです。
なので設計の段階から辰巳用水の流れを妨げないデザインが検討されました。

図面発見。

標準断面図です。
堤高は47.0mです。
大きく口を開けている下段常用洪水吐が実に良い♪
上段常用洪水吐も良い♪
ゲートレスで流水型で実に潔いデザイン。

上流面図です。
三角ではなく逆台形。
U字谷なのかなという事もですが
気にしてほしいのはゲートが全部左岸側に寄せられている事です。
ダム直下、右岸側に辰巳用水の取入口があるからなのだと予想できます。

ダム諸元です。
コンパクトなダムです。
可愛い。
でもしっかり者の男の子感が漂ってます。

洪水調節容量は580万m3ですね。

下段常用洪水吐の呑口が見たいのですが身長が足りない。
いや、これは身長というより長い棒が必要なレベル。

上段常用洪水吐の呑口前に設けられた流木・流塵除けのスクリーンは見えるんですが。

手書きイラストマップでは見学所が三つもあるんだよっ!
みんな見てねっ!
という感じが地味に伝わってきて楽しい。

天端を左岸側から見とおしたところです。

親柱ではなくてパラペットの横っ腹にダム銘板ありました。

そして見てね♪見てね♪というアピールが凄い
管理所外周から見学所に通じる通路に入ります。

わざわざよく見えるポイント作ってくれるのって嬉しいことですね。

通路途中から見た堤体です。

上段常用洪水吐。

下段常用洪水吐。
ばっちり見えました。