滝畑ダム見学 その4
天端から身を乗り出して下流側を見ます。
少し曲がった減勢工。左岸にあるのはダム管理用の私道です。
先ほど下流側を回ってきましたが入るゲートなどは見当たりませんでした。
そして磨崖仏は ↑ こういう位置にあるわけです。
それにしても河川維持用のジェットフローゲートからの放水が凄いです。
下をちらりと覗き込みました。
(゚0゚ ) おぉぉっ!
『放水やーっ!!』
なんと洪水吐きから放水中だったのです。
左岸から見ていたときは導流壁で見えていなかったのですが
こっそり(?)放水していたのです。
堤体の真中にある洪水吐きから水がさらさらと出ています!
こ、このさらさらした流れ方はゲートレスオリフィスかっ??
い、いや、説明板にはスライドゲートが一門あると書いてあるから。
ゲートを ちびっ と開けているのに違いない。
河川維持用の放水が、しゅぱぱぱぱっと元気が良いので
目立ちませんがオリフィスからの放水の方が回数的には
少ないので見る価値があります♪
振り返るとダム湖が今日は特に綺麗に見えていた訳が分かりました。
今日は満水なのです。お水一杯満々だったのです。
堤体右岸から見てもこっそり放水しているオリフィスゲートは見えません。
自由越流式洪水吐きがクレストゲートで設置されているので
非常用洪水吐きとして使われているとしたら、今の放水は
常用洪水吐きからのもので間違いないでしょう。
天端からダム湖側を覗くとコンクリートの出っ張りが。
洪水吐きの取水口に違いない。
はっと我に返ると、磨崖仏を見ていた母が私の行動を
笑ってみていました。あわわわ。
「かまへんよ。ゆっくり見たらええよ。」
「ちょっ...ちょっとだけ。ごめんねっ」