滝畑ダム見学 その3

滝畑ダム周囲は観光地開発が進んでいます。
ダム湖を南に進むと滝畑四十八滝なんてものがあったり
キャンプ場があったりしますがこの近辺でいちばん有名な
観光・レジャーポイントは滝畑ダムに至る道の途中にある
『関西サイクルスポーツセンター』です。


滝畑ダムの堤体右岸のダム湖側に大変長い滑り台(?)のある
滝畑レイクパークというレジャー施設も有りますが、人が居たのを
見た事が無いです。寂れてるかも...。


気を取り直して天端です。ゆるいカーブになっています。
天端の長さは120.5mです。


おぉ。導流壁がある。しかもシャープに斜めだ。
ピンポイントでタイトな導流壁だ。
よくある段々導流壁ではありません。

「磨崖仏はどこにあるの?」

堤体を撮るのに夢中になっていた私に母がぽそりと問います。

「(汗) ま、磨崖仏ねっ。えーと、えーとこの辺りと思うんやけど。」

周囲をきょろきょろ見回します。
私が見たのは工事中のこと。あまりにも古い記憶です。
周囲の山の岩肌を探します。

「あ、あれや。あそこにある♪」


天端から下流側、右岸にある岩肌に磨崖仏発見です。
左側に地蔵菩薩、右側には観音菩薩なんですが...。
観音菩薩が見えにくいです。

「よく見えない..」
「うーん。ちょっと見えにくいねぇ」
「パンフレットと違うねぇ...」
「どこからこの写真撮ったんやろ?」

『滝畑湖畔観光農林組合』発行のパンフレットの写真を見ると
天端からでなく下流側から見上げるように撮った写真が
『ガケ・仏像』と 載っていました.....。

ガケ仏像ってなんやねん....磨崖仏って言うてくれよぉぉ

周囲を見回すと天端からが最短距離で一番綺麗に見えそうです。
でも他にもっとよく見える場所は無いものかと周辺につけられた
ハイキング道などがないか探します。


天端から身を乗り出して下流側を見ると堤体管理用道路一本だけ。

( あ、凄い勢いで河川維持用放水が...)