双六ダム 見学 その2
対岸には仮排水トンネルの後と思しきトンネルが残っています。
そしてトンネルの上には
「あぶない!急に水が出ることがあります」というの看板が。
・・・。
水、出るの?
じゃ、これ仮排水トンネルじゃないのかな?
そう言われると水が出た跡が壁に残ってる・・・
なにこれ?
疑問が浮かびましたがぼんやりしていると陽がどんどん傾いていきます。
とりあえず上流側も見なくては。
と、あわてて右岸のトンネルを抜けて上流側へ。
トンネルがものすごく変形して見えるのは出入り口が斜めになっている馬蹄型トンネルだからです。
けっして異次元に入ってきたわけではありません。
上流側です。
堤体にはゲートがあって近づけません。
ゲート支柱の上の管理通路がとてもレトロで素敵です。
双六ダムは富山共同自家発電の保有する発電用のダムです。
ここで取水された水は下流の見座発電所に向かいます。
富山共同自家発電の所有する発電所は見座と葛山のふたつです。
左岸には量水板とか色々な機器が集まっているようでした。
それにしてもコンクリートの色が良いです。
1954年に竣工したという双六ダム。
50年以上前に作られた堤体なのです。