相楽発電所取水堰堤 見学 その3


沈砂池の横に固定堰があります。
この上を歩いて閘門の方に移動させていただきます。


現地であちこちに掲示してある立入禁止区域図。


そこに各部名称を書き込んでみました。
こんな配置になっています。


「ぼこぼこ なんか泡が出てます〜」
「放水口のマンホールですよ」
「マンホール?」
「今日は(木津川の水量が多くて)沈んでいますが普段はここはドライなんです。
放水口はその泡が出ているところの先です」
「沈んでる放水口の左右に角落としの板材をはめ込むスリットみたいなの見えますねー」
「点検の時はそこに角落としを入れてマンホールから入ることができます」

ドライな時はどんな感じなのかな〜と見つめていたら
大きな鯉が何匹も悠々と泳いできたりして少しびっくり。

固定堰の上を転ばないように気をつけて進むと…


「いきなりカッコいい!! 」
「いきなりロックゲートキターッ!!」
「凄い凄い凄いよーっ!!」

相楽発電所取水堰堤閘門御近影♪


鋼製ゲートの種別でいうと観音開きなのでマイターゲートになります。

「もう、閘門のお仕事はしていませんよね」
「はい。水位を維持するために常時閉となっています」
「船が通ろうしてもその上のゲートのスピンドルにぶつかりますね」
「まず下流側のゲートは除却していますので水位が上がらないです」
「あ、ほんとだ。無い」


現在の閘門設備。真向。

この設備で堰堤を船が越えて上下流で行き来していたのです。
じーっと見ていると美しい石張りに鉄物という魅力に妄想が暴走しそうになる。

かっこええわ〜♪
ほんまにかっこええわ〜♪

夢中で写真撮る時に足元滑らせないように
ちゃんと安全帯で固定して撮影しました。


閘門の横にある魚道に移動します。
ずっと手すりなどはないのでとにかく足元注意です。