白岩砂防堰堤視察歩行会 その4


この日は本当に立山の神様が参加者のためにお天気よくしてくれたのかなと思うくらい
ガスもかからず素晴らしいダム日和で目に飛び込んでくる風景はとても美しかったのです。


しかし美しく見えるこの風景の中にある砂防堰堤は
どれもカルデラからの土砂に痛めつけられています。


堤冠が削られた砂防堰堤はここでは珍しいものではありません。


堰堤が見えていると元気が出ますが見えないとすぐモチベーションが下がる。
いかんいかん。
こんなに素敵な日和に立山にきているのだから美しい風景も撮らないと
と、思って撮った写真が数枚しかなく
ほとんどが土砂とコンクリートばかりだったこの日の写真。

はっはっは。


鉄の橋の隅っこで可愛く生えている草とかは撮っていたんですがー。


そして第一休憩ポイント到着。

ここで10分休憩だー
10分なのかー
たぶん長く休むとさらに先行きがつらくなるから10分なんだろうな〜
普段から登山しないからこういう時間配分は分からないけど
これがベストだと判断されての10分であろうと理解。

普段の自分ならこのツアーのペースの半分の速度で移動します。
汗はかいても絶対に心拍数が上がり過ぎないように
絶対に足を壊さないように
のろのろのろのろ歩きます。
それは一人で山に行くから絶対に生きて帰らなきゃいけないから
絶対にパーツを故障させないように慎重に歩くからです。

以前、ダムではしゃいで移動して発作性頻拍起こした事あるし
鉱山巡りで滑落したことあるし
離島で熱中症になって死にかけたことあるし
学習して今の行動に至る。

でも今日は完璧なツアーだから安心。
最悪、負傷してしまっても一番後ろに救護車も控えているし
この大人数なら熊におびえなくても大丈夫だし
頑張って皆さんのペースについていくぞっ♪


休憩中にトロッコが降りてきた〜。
スイッチバックで降りてきた〜。

あまりの可愛らしさに参加者の皆様、夢中で写真撮っておられる。
トロッコ大人気。