白岩砂防堰堤視察歩行会 その3


かっかっかっ可愛いっ!!
お耳の付いたにゃんこ型砂防堰堤♪

いやいや、お耳は導流壁です。
これはトロッコの軌道を守るためにトンネルになっている部分らしい。


そして銘板がチラ見えしたので、ここまではコンデジそにこで撮っていたのですが
出さないわけにいかないだろう!!という事でデジイチ登場。

18-300mmの新しいレンズで初撮りが砂防堰堤の銘板。


初撮りなのにぶれてるし。

いいんです。
私の写真は資料写真。
文字判読できたらいいの。


という事でデジイチ出しちゃったのでここからはコンデジそにこはポケットに。

そして撮影しているとどんどん遅れるというのがよく分かる写真。
追いつこうとして速度を上げるとバテるので地味に地味についていきます。
後ろのグループに追いつかれそう。


参加者の皆様、私より若そうな人はひとりふたりという感じなんですが
ふだんから鍛えておられる方ばかりなのかとにかくよどみなくサクサク歩いて行かれる。
うう、日ごろの運動不足が身に染みる。

と、とぼとぼついていくと見えてきました次の砂防堰堤♪


わぁぁぁぁぁ!!
改良工事してる。
不透過型を透過型にしてる。

と、喜んでいたら遠く離れた先頭から国土交通省の方の説明がちっちゃく聞こえました

「・・シャッター付砂防堰堤で・・」

ええっ!!
こ、これが国内初のシャッター付砂防堰堤なんだっ♪
うっひゃーー
これなんだー♪

シャッター付スリット砂防堰堤
それは透過型をさらに進化させた可動式の砂防堰堤です。
詳しくは「スリット型砂防堰堤の効果向上に向けた取り組み」をご覧ください。


乗用車くらいの大きな岩まで押し寄せてくるこの常願寺川上流・真川で試験運用中。


国土技術政策総合研究所 研究資料にあったこのシャッター砂防堰堤の説明図です
こういう仕組で土砂を止めます。
洪水が起きた時に土砂を補足することを目的としてシャッター操作が行われます。
土砂の流れを阻害するだけでよいので完全に締め切らなくてよい構造。


そのシャッター部はこんな感じ。
巨大な鋼製可動シャッター。
現在全開。


一番下の数値は0.60m
赤い線は50cm刻みで入っています。
シャッターのでっかさがわかっていただけるかと思います。


以前作られた堰堤を改造しているので古い堰堤のコンクリートと
真新しいコンクリートのコントラストがはっきりしていますね。


っていってもこの妙寿砂防堰堤、そんなに古いものじゃないらしい。
平成になってから作られた物のようです。