品木ダム 見学 その6

これがダムを上から見たところです。
癖の無い重力式。
堤高 43.5m
堤頂長 106m

満水位はEL910。
草津町って高い場所にあることにはじめて気付きました。
道理で夕べは寒かったと気温で高地にあることを実感します。
◆ ◆ ◆
中和生成物を貯める目的のダムですがいつまでも貯めつづけられるわけではありません。
沈殿した生成物は少しずつその量を増していきます。
昭和63年から品木ダムでは10年計画で525,000㎥の堆積した沈殿物を浚渫する事になりました。

ダム湖から山の上に走るパイプ。
浚渫した沈殿物を送る配管です。

道路の上を渡って更に山の上へ。

道路を跨ぐところではこんな風になっています。

ダムから送られた泥を一番最初に貯めるのがこの受泥槽。
ここから山の上まではブースターポンプで送られます。
山の上には二番目の受泥槽がありその横には脱水機があります。
脱水機場は見学できませんでしたが京都府の鉱山で同じ仕組みの物を
見たことがあるので参考にその写真を掲載します。
この鉱山跡でも石灰ミルクを使って中和事業をしていました。
(参考写真:佛性寺鉱山中和事業所の高圧プレス機)
(参考写真:佛性寺鉱山中和事業所の高圧プレス機下)
(参考写真:高圧プレス機で絞られた硫化鉄中和生成物)
水を大量に含んでいる浚渫土(沈殿物)から水を搾り取り
かさかさのぱさぱさになるまで絞ります。
出来たての時は柔らかおせんべいくらいの固さです。
かすかすになるまで搾り取られた浚渫土は固化材と混ぜられて土捨場に運ばれます。
一定量が溜まるとこの土捨場は覆土され植林が行なわれて緑の山に戻ります。
当然この浚渫土は無害無毒ですよ。