新中地山ダム 見学 その4


左岸にある除塵機。

見学中に丁度、動く時間になったらしく作動音が。

動く時にぴろぴろぴろぴろ♪ってお知らせサイレンが鳴ります。
最初に、真川調整池ダムに行った時、これが動いたので北陸電力の方が来ていると思って探したけど
どなたの姿も見えなかったのでカメラで見て遠隔操作なのかなーと思っていたのですが
そういう事をしなくても毎日、定刻に動いて作業を始めます。

定位置に移動した後、レーキを下ろして取水口のスクリーンの木の葉や枝を引っ掛けて引き上げます。


引き揚げたゴミはベルトコンベアで右岸へ。


ひろーい原っぱのようなここは堤体背面の上。
ダムの上にこんな広い原っぱができているなんて素敵。

ベルトコンベアはその原っぱの端っこまで伸びてます。


ゴールにはこのように集めたゴミを仕分けするスペースが。
ここまで運ばれたらゴミはばさばさばさーっと落とされます。
ここは上流に人家が多いダムとは違って深山の奥深くですから自然のゴミばかり。



ベルトコンベアを見た後に余水吐の横にやってきました。


堤体が全く見えないので余水吐のコンクリート壁が余計に引き立ちます。


余水吐のゲートをのぞきこんだところ。
かなり深い位置にゲートがあります。


そしてぽっかりと口を開けているこちらの高い位置にあるゲートが
先ほどの流雪ゲートです。
雪も氷も水面に浮かびますから。