下小鳥ダム 見学 その3


天端に戻ってきました。
洪水吐の上から見たダム湖。
表面取水設備の工事現場はこのくらい堤体から離れています。


天端は10km/hだそうです。


地震計などに影響を与えないように徐行してくださいという注意書き。
更に堤体の上下流200mは立ち入り禁止区域です。


ゲートの前はこんなにタイトな天端。


そしてここでまた喜んで
こればっかり撮っていたというのが
洪水吐水路の導流壁裏。


かっこいいわー。
バットレスっぽい構造は何を見てもカッコいいと感じる脳になってしまっています。
ちなみに手前のコンクリート壁は導流壁ではなくて地山とリップラップの境界の壁。


天端から下流側の見降ろしを撮りたいのですが
天端幅11.0mのうち上流ダム湖側に天端道路が設けてあって
このパイプが走っているあたりは柵の外。
なので下流側見降ろしを撮れないという地味な悲しさ。
今、流行りの自撮り棒とかあれば撮影は可能か…。


こんな感じで天端の中央あたりからは
堤体下流面を見降ろしにくくなっております。
拡幅されているのは右岸のゲート横だけ。


どうしてこんなに天端道路部分がダム湖側に寄せられているのかなあと
不思議に思いながらとことこ進んでいくと等間隔で何か設備が設けてあるのに気づく。


なんだろうこれ…。


同じ場所のダム湖側はこんな風になっています。

パイプがあるから水位観測か何かの設備だと思うけど…
他のロックフィルダムでこんなの見たことないなぁ…


堤体の変状がないかを観測するための機械を設置する基準点も
等間隔でたくさん設置してありました。


退避所として拡幅されたところがありますが
基本的に天端の通行可能な幅はタイトです。


左岸に到着しました。
堤頂長は289.20mです。
100m超級なのにこのコンパクトさは凄い。