泉南農業公園調整池 見学 その2

吃驚しながらも道路の横のフェンスに沿って移動。
雑草、灌木凄い伸びているんでフェンスの上に登って跨いでふらふらしながら必死で撮る。
こういうときに安全帯は便利。少なくとも転落は防げる。


フェンスの上から撮ったダム湖全景。

とっても小さい。


にょっきり立っているパイプ。

これは・・・
洪水吐きにしか見えないんだが・・・
あっているんだろうか・・・

あまりにも目にするものが変わりすぎていて
よく分からなくなっております。


そして上流というか公園敷地の方から来ているこの水路。

調整池・・・。
調整池。

何を調整するのか
洪水だな。

どこの洪水を受け止めるのか
この公園だな。

しかしダム湖部分が凄く小さい

つまり

山の上の大規模住宅街の下に設ける調整地と同じか。

自問自答しながら答えを見つけた気分になる。


真横から見たところです。
天端中央に水通しっぽい一段下がったところがありますね。

右がダム湖、左は下にある溜池の端っこ。
溜池自体は公園よりずっと昔からここにあったものでしょう。

ふむ。
溜池の水質にもこの調整池、関わっているかもね。
ここに堰堤がないと公園に降った雨、全部一気に溜池に流れ込むもんね。

更に自問自答で答えを見つけた気分になる。


そして堤体を下流から眺めるとなんとなんと
笹流ーっ
笹流ちっくーーー
赤いけど。

凄いや。
笹流れてる♪

扶壁のみで横桁はありませんが扶壁がごっついから問題なし。
見事にバットレス構造です。

毛色が違いすぎて物部博士の子どもじゃないけど。
あ、笹流は小野先生の子供で柴田先生のところに養子に出たから
物部先生の子供と違う顔でも別におかしくないか。

ちなみに
物部長穂博士は日本のバットレスダムの父。水利学と土木耐震学の父
小野基樹先生は笹流ダムと東京の水がめ・小河内ダムの設計者
柴田 功先生は笹流ダムと豊稔池に素晴らしい改修工事を進めてくださった立役者
WDNで柴田先生の講義をお聞きできて初めて知った♪


下流面は綺麗にレンガっぽく化粧型枠仕上げですね。

うむ。
大阪の赤い堤体・新滝の池とお揃い…

って!!
新滝の池も共生機構様の作品やんか!!
そーか。そーだったのかー。