佐古ダム 見学 その2


天端に移動してきました。
志河川ダムと同じく灌漑用水をためるための農林水産省のダムです。
石碑もお揃い。


天端高欄の端に定礎石があるのもお揃い…。


ダム名のプレートはがシンプルすぎるくらい。


特徴的な曲線漸縮型堤体導流壁ですが
この角度で見るとちょっと目立たない。


説明板を見つけたのでじっくり読みます。


なんとここには元々、灌漑用の佐古谷池という溜池があったらしい。
堤高15.0mの溜池を倍の31.0mまで高くして貯水量も3.5倍にアップ。


カエルのサコちゃんによる佐古ダム解説。


愛媛だから松山城と高さ比較。


とっても大きいダムというのは頷けないけど素敵な形とな!!
それはどこを指して素敵と言っているんだろうか。
やはり曲線全縮型堤体導流壁を指しているんだろうか。


下流面図が示されていました。
曲線もきっちり書きこまれています。


そしてどこまで一般の方に伝わるかはともかく。
ELCMで作られたことをちゃんと書いてくれていた。

面状工法は工期も短縮できるし
一見複雑な導流壁も型枠スライドで施工しやすいし
低部に放流設備を持っていないシンプルなデザインならこれ最強。