西郷ダムパーク 見学 その3
鐘まとめ撮り♪
本物は3×4mの凄い大きさですが。
「…実物は鳴らすことができませんが…」
クレーンカバーは誰も鳴らしません。
あ、鳩とか入りこまれたらぶつかって何か音が鳴るかも。
鳩よけネット必要。
一発鳴らしまーす♪
かーんんんんん・・・
二つで音域が違いました。
両方鳴らすべき。
梵鐘のような低音でも騒々しい高音でもなく
中音域ですので鳴らすのに躊躇する音域ではないです。
ここまで来たら折角ですから鳴らさないとー。
堤体を見ると越流部のダクタルパネルを張る作業が最終段階になっていました。
もう完成。
改造工事、完了したのっ♪♪
鐘はすぐ愛されポイントになるの間違いなしですが
こっちも愛されポイントになってほしい
サイクロピアンコンクリートテーブルセット!!
予想以上にきらきらしいっ♪美しいっ♪
テーブルにはきちんと説明文もあるのです。
すてきーっ♪
こんなに大きな石がボンボン入っているのに
石と石がくっついて嫌な空間をつくっていない。
石の周りを密に覆っているセメントが素晴らしい。
90年前の人力作業でこんな高品質なコンクリートが作られていたことが感動。
それをぺたぺたおさわりできるんです。
よくこんな難しいところ切り出しされたなと感心してしまいます。
基本的にここまで粗骨材が大きいとセメントとはくっつかないので。
それがこの巨石ですからコンクリートやっている人には
信じられない何かに見えると思います。
もちろん外れやすいところはちゃんとくっつけられています。
どこくっつけたか分からないくらい磨かれていますけど。
隅から隅まで眺めているとこんなハート型の石も二か所見つけました。
もっとじっくり見ていけばまだ見つかるかも。
様々な巨石が色々な形で断面を見せてくれるのでもう見ていて飽きない。
墓石を磨くときはものすごく細かい砥石を使うそうですが
そこまでやってしまうと石はいいけどセメント部分ががりがり減ってしまうので
丁度良い磨きはこのくらいというのを見極めて仕上げてくださっています。
骨材の色とりどりな感じもいいし
セメントの中の微粒子も観察できるし
ほんとに見ていて飽きない万華鏡的視野なのです。
コンクリートブロックをここまで芸術的に見せることができるなんてすごい!!
いや、ただのコンクリートじゃなくて
西郷ダムの素晴らしい施工をされたサイクロピアンコンクリートだから
芸術作品になったんだと考えるべきですね♪