西郷ダムパーク 見学 その4


天端に入らせてもらいました。


クレーンカバーには名前が付けられただけでなくちゃんと名前が書かれているのです。
こちらは右岸側の「遠ちゃん」。


こちらは左岸側の「永ちゃん」
両方、ダムのゲート部その他機械の宿命とはいえ
鳩害に苦しめられないように鳩よけネット標準装備です。


こちらが新しく装備されたローラーゲートです。
すごく大きくてすごく重い。1枚で131.710トンあるのです。


堤体の左岸で元気よく河川維持流量を補給してくれているのは
改造工事前から頑張っているホロージェットバルブです。
むー。
クレーンカバーにもお名前付いたし
この子にもお名前ほしいな。
西郷ほろ子。
いやいや…。


左岸上流側のこの部分は茂った灌木でよく見えませんでしたが
左岸側に設置された魚道の貯水池側出口の横の壁のはず。


初めて西郷ダムに会った時から印象的だったアーチ型の意匠。
ちゃんとこんな風にモダンデザインで堤体を飾っています。


自由に通行できるようになった天端。
左岸側から見とおしたところです。
ダムサイドパークに来て鐘を鳴らしたら天端にも来て
永ちゃんと遠ちゃんも見てほしいです。


取水口のすぐ隣にある管理所を囲う防護壁に注目。


平成17年14号台風でここまで上がった水位を示してくれています。
でもこれでは字が小さいので壁にぶっといラインを
入れて貰えたら分かりやすいのになと思ったりしています。


あの災害から11年。
改造工事は終わり、西郷ダムは強くなって帰ってきました。
強いだけじゃなくて素敵な鐘も装備されました。

素敵なダムパークもできました。
そこにあるのは素敵な鐘のモニュメントと
90年前の西郷ダムを作り上げた人々の
技術力、丁寧な仕事を目で感じられるサイクロピアンコンクリートのテーブルセット。

たくさんの方に愛されるダムとダムパークになってほしいです。

テーブルセット制作の安部石材様
ご案内くださった九州電力の皆様
ありがとうございました。

耳川ダムロードの新名所誕生 めでたい♪